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詩人

それは莫迦げた考えだというだろう
現実的ではないと
嗤うだろう
後ろ指をさすことだろう
腹をかかえて
気の毒がる人もいるだろう
更生させようとするかもしれない
どうも、ご親切に!

でもぼくは決めたのだから
この暗くて
せまいのかどうかすらもわからないほど暗くて
寒いのか暑いのかもわからないほど暗くて
険しいかどうかもわからないほど暗い
この道をゆくだろう
己の言葉をたいまつに燃やして
一本のペンに命を吸いこませて
綴るだろう

君に語るだろう
君のかわりに語るだろう
そして死ぬまでそれをやめないだろう
駄作でいい
愚かでもいい
恥じるものはない
これはぼくとぼくの勝負なのだ
ぼくはもう宣戦布告をしたのだから
この、往く人の少ない道を選んだのだから

これは誓いではありません
自ら詩人と名乗るからには
なにがあっても、死んでも、
ペンを折ってはいけない
そういったあたりまえの
つまるところ覚悟の話なのです





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風立ちぬ

暗きより暗き道にぞ 入りぬべき 遥かに照らせ山の端の月

ある作家が僕にこう言いました。

出版してくれるところがなくても書き続けるさ。書くことが私の作家としての矜持だ。生きざまだからね。読者が他に誰も居なくても、最後の読者である私がいる。書きたいことがあって書く私がいる。それが生きると言うことだと思う。

僕の好きな堀辰雄の座右の銘です。

風立ちぬ。生きねばならぬ。

otosimonoさん

コメントありがとうございます。


> 暗きより暗き道にぞ 入りぬべき 遥かに照らせ山の端の月

素敵な句ですね。和泉式部さんというかたなのですね。
共感できます。

> ある作家が僕にこう言いました。
> 出版してくれるところがなくても書き続けるさ。書くことが私の作家としての矜持だ。生きざまだからね。読者が他に誰も居なくても、最後の読者である私がいる。書きたいことがあって書く私がいる。それが生きると言うことだと思う。

書きたいから書く、ということが詩人なのかも知れませんね。
読まれることを前提にしているはずなのだけれど
自分が読み、ほかのだれが読んでくれなくとも、自分がいるからよい。
「生きざま」ということですね。
ぼくは周囲に人がいるとき恰好つけないようにしています。
独りきりのときに恰好つけるのです。
それがぼくの美学のひとつでもあると思います。
詩作はそれに似ているところがあるようにも思います。

> 僕の好きな堀辰雄の座右の銘です。
> 風立ちぬ。生きねばならぬ。

ヴァレリーはまだ読んだことがありませんが、
堀辰雄さんは、先日はじめて読みました。
「美しい村」、おもしろかったです。
つづいて「風立ちぬ」を読もうと思っていたところだったので
すこし驚きました。
生きねばならぬ(いざ、生きめやも)、という言葉は不思議です。
諦めにもとれ、奮起にも、悲しい叫びにも、義務感のようにも
さまざまに感じることができます。
残酷なほどの生と向き合った
堀辰雄さんのきびしい表情が浮かんでくるかのようです。

いつもありがとうございます。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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