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ねむれ

何を書いてもしっくりこない夜がある
それでも書かずにはいられない夜もある

そんな夜には
いつもの何倍も頭を掻く
頭がかゆいのではなく
脳みそがかゆいためだろう

あまりにもおおくの感情と言葉をまえに
どれを選ぶかなどというのは
あるいは正気ではできないのかもしれない
それに納得することなどは

だからそんな夜はむしろ
ぼくは正気に近いのかもしれない

にじみだす狂気が
詩を書かせるのだ

かつてはセンチメンタルがインクになり
懺悔と後悔のなかに自己愛のペンがあった
自画像を描くつもりで
いつまでも偶像を追いかけていた

いまのぼくは
詩では酔わない
むしろ醒めていく
透明な狂気がそこにある

今夜はそれをつかめない
内心の欲求には
とてもこたえられそうにない
だから眠れ

つかれたたましいよ
あわれなてのひらよ
眠れ



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偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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