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一行詩・三

酒のんで吐いてたばこしみる喉仏


きれいに咲いてくれた春がもうゐる


背景になりたくない


云おうとして、云うことなし


殺してやりたいあの雲この雲


ゆたかに暮れる夕空 俺は俺のままでいい


草が生(お)い初(そ)めている俺は俺のままでいい


獣の遠吠えにも似たサイレンの鳴く


白紙とにらめっこ何時間でも自分を見ている





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偕誠さん、こんにちは。

読んで、膝をうちました。確かにそうだ。
ペンをもって紙の前に座ったとき、
目は自分自身を見つめている。
微かな囁きを逃さぬよう、神経を研ぎ澄まして耳を寄せる。
そんなときって、しあわせなんです、わたし。
時間というものの感覚がなくなる。

misaさん

コメントありがとう。


> 読んで、膝をうちました。確かにそうだ。
> ペンをもって紙の前に座ったとき、
> 目は自分自身を見つめている。
> 微かな囁きを逃さぬよう、神経を研ぎ澄まして耳を寄せる。
> そんなときって、しあわせなんです、わたし。
> 時間というものの感覚がなくなる。

共感していただけてうれしいです。
ぼくにも、あります、時間に置き去りにされる感じ。
あれすきです。

ぼくのなかで詩はいまのところふたつです。
便器をもってきて、喉のおくに中指つっこんで
激しい嗚咽と、涙と、舌をはう辛酸をなめながら
なんとか吐き出すものと

または、この一行詩のように
ふわっと目の前をとぶ蚊をそっと
しかし素早く捕獲できたものと、です。
最近は一行にはまっています。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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