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嗤っている
なにがそうまで可笑しいのか
まるで童(わらべ)のように
邪気なく
せらせら嗤っている
師走の
さすように吹き抜ける寒風の
まにまに
からから嗤っている
いやはや
死んでみればわかるものを
なぜ生きてるうちに悩むのだらう
そういっては
かたかた嗤っている

正午の
ぶしつけな太陽のひかりのなかに
打ち棄てられ
むきだしに晒された
骨が嗤っている






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No title

 30代半ばの頃、青木ヶ原樹海の死亡者の探索に参加したことがあります。 地元の消防団の方や警察官と組んで横一列に並びながら、紐を握って隣の人と離れないようにして進むんです。
 5分も歩かないうちに死体に出くわします。
 その位置を記録し、係の方が搬送用の袋に詰め込みます。手袋とゴミバサミ。
 もうすでにそれは人ではなく、人であったものでもなく、ただのモノになります。
 僕はそれをみてこう思ったのです。
 「骨というものは、なんて気が楽なんだろう。」

otosimonoさん

いつもコメントありがとう。

>  30代半ばの頃、青木ヶ原樹海の死亡者の探索に参加したことがあります。 地元の消防団の方や警察官と組んで横一列に並びながら、紐を握って隣の人と離れないようにして進むんです。

すごい・・・。
それは貴重な体験ですね。
ぼくにはちょっとマネできないかな・・・。

>  5分も歩かないうちに死体に出くわします。
>  その位置を記録し、係の方が搬送用の袋に詰め込みます。手袋とゴミバサミ。
>  もうすでにそれは人ではなく、人であったものでもなく、ただのモノになります。
>  僕はそれをみてこう思ったのです。
>  「骨というものは、なんて気が楽なんだろう。」

手袋とゴミばさみ、ですか。
なるほど。
たしかにそれは人に対するものではないですね。
骨はほんとに気楽ですね。
すべてを終えて、棄てて、忘却して、
ただのリン酸カルシウムのかたまりになる。
どんな栄華も、どんな衣装もまとえない
むきだしの空虚な存在。

ぼくは現場で弁当をたべながら
だれかが植え込みのなかに棄てた
フライドチキンの骨を見て
「骨は余裕派だな」と思いました。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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