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鬼火

ぼくが死んだら
燃やすでしょう
腐ってゆく
すがたを
見られずにすむ
だれもそれを
見ずにすむ

そのとき
ぼくのぬけ殻を
塵にもどすために
ひとが
淡々と
事務的に
たきつけるかまのなかの炎と
この
一秒の渾身
命の炎と
どちらがはげしいものでしょう

ひとは生ごみ
燃やさなければ
腐ってゆくだけ
生きながら
腐ってゆくのは
いやだから
こうして こう
燃やしつづける
生きながら
腐ってゆくのは
いやだから
そうして祈る
死んだとき
ぼくを燃やす地獄の火より
いま生きるため
燃やしつづける
この魂の
この炎の
ちからがまさっているように
どうかまさっているようにと






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No title

ちょうど先日、人間てつくづく生ものなのだよなあ
死んで誰にも発見されなかったら
どんどん朽ち果てていくのだよなあ、と
そんなことをぼんやり考えていたので
この詩を読んで、すごくシンクロしました(使い方あってるかな)

生きたまま腐ってくのは、やっぱり嫌ですよね
いまを精一杯生きたい
一瞬一瞬を大切に生きたいという切なる想いが込められた
力強い詩だな、と思いました

陽炎さん

コメントありがとう。


> ちょうど先日、人間てつくづく生ものなのだよなあ
> 死んで誰にも発見されなかったら
> どんどん朽ち果てていくのだよなあ、と
> そんなことをぼんやり考えていたので
> この詩を読んで、すごくシンクロしました(使い方あってるかな)

そうなんですか!
そういう偶然って結構ぼくにもあります。面白いですよね。


> 生きたまま腐ってくのは、やっぱり嫌ですよね
> いまを精一杯生きたい
> 一瞬一瞬を大切に生きたいという切なる想いが込められた
> 力強い詩だな、と思いました

ありがとうございます。
詩作において、また成長期が近づいてきてるのがわかります。
成長の前には、いつもきまって泥沼があるのです。
いま泥沼です。
詩がわからなくなってきました。
ので、逆に、書きまくってみます^^
いつもコメントありがとうございます。
励みになります。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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