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自分とむきあうとき
自分がひとつでないことを知る

灰色の部屋にすわっているわたし
その向かいにすわっているわたし
その隣にすわっているわたし
その正面にすわっているわたし
ずっと向こうにすわっているわたし
それをずっとみているわたし

みながいちどきにしゃべりだすとき
わたしの脳内に雑踏がやってくる
ちょっと黙っててくれ
そのたびに叫ぶのだ
部屋で
夜に
道端で
昼に

ちょっと黙っててくれ

誰にいっているのか
自分でもわからない

そういうとき
人がわたしに何をいっても
何も
まったく
聞こえない
そういうとき
視点はとまり
あおざめて
まるで脈も呼吸もとまったように
うつろだと
人は言う

しずかにしているときほど
わたしの頭の中は
騒音でみちている






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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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