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眠れ


と触れれば
いまにもくずれてしまいそうな
あやういバランスのうえに
いる

きのうのこころで
きょうも暮らせるとは
かぎらない

きょうのぼくが
あすもいる保証など
どこにもない

あたまが
ギシギシ音をたててる
狂わない
はずがない

アルマジロのように
ヤマアラシのように
じぶんの内側をまもり
まるまって
ぢっとしていたい

さっきまで
ふつうに「生活」していたのに
不意に
まったく
唐突に
もやがかかる
死の
霧で
視界がまったくの
ゼロになる

なにもかもが
ぼくを脅迫する
なにもかもが
ぼくを孤立させる
なにもかもが
ぼくをあざける

なにより
ぼく自身が
ぼくをあざける
ぼくを心配させる
ぼくをいたたまれなくさせる

眠ることすらこわい

皮膚をつかんでひっぱり伸ばし
そのなかにくるまれることができたなら
つかのまの眠りにもありつけそうだ


なにもできない






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偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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