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ぬるま湯の底

人に
言葉を投げかけるときわたしは
不安である
愚鈍であり
臆病である

己に
言葉を投げかけるときわたしは
白痴である
無謀であり
無垢である




結局わたしの興味いっさいは
人である

人の
こころの何かに触れえたわたしの言葉が
わたしの子供が
その頬に紅い何かをもって
戻ってきたときわたしは
幸福である
そのときわたしは
あまりにもぬるい ぬるま湯のなかで
ああ、と息をこぼすのだ
「生きていける」
と思うのだ

甘ったるい夢想のなかに
ほんのひととき
ぬるま湯の底にしずむのだ





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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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