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脳内散歩

バランスを失った心が

孤独に転び
ごろごろごろところげおちる

悲しみに転び
その羽をかきむしる

怒りに転び
突き立てた爪から
はずかしいほど赤い
血が
飛び散る、しぶきをあげて

心のバランスを失えば

何もなくなるまで
時間はみじかい

風はなにも笑わない
痛みは尽きるようで尽きることがない
恐れはあっちの地平から
羊飼いのようにやってくる
大地には一握ほどの希望もない
雲が、空を、低く偽装し
絶え間ない雨にもみえるそれはまぼろしだ
みんなうそで、でたらめだ

頭の中にある
きこりの小屋の
真ん中のてーぶるにおかれた腕は
太いその腕はいまもなお
なにかをつかもうと緊張している

ずっと続いているこの行列が
いったい何に出くわすのか
並んでる人たちからは察せられない
実際、尋ねてみたところで
彼らがそれを知っているとは思えない

むしけらの悲鳴が聞こえた

ぷち
ぷち

そうして踏まれたぼくらの家族は
あくせく働く泥の中の蚯蚓に似て
明け方の空をすべるようにおちていく
母さんのえぷろんを燃やすみみずく

よろこぶためだけの宴会
ぼくはかなしみが限界を超えそうだ
限界はこえるためにあるとか
なんとか、かんとか、わめく鴨たち

うしろの髪にかくれているのは
日本銀行のめも用紙だろうか
みえない神の手が見えるのなら
それはもう盲目のザトウクジラの座礁と一緒

はかなく塵塗る
誰もここには帰ってこない
明け方の空をわめきながらのぼってくる
ヤギの顔した数多の小坊主

殺伐、殺、伐、殺伐、殺、伐、
ああきこえる天使のはばたき
絶望のわいんぐらすを満たすのは
母なる海のひとしずく

夕暮れ時に下駄がなる
小僧はとっくに東京の
花の飾りの下あるく
牛とかの革の靴履いて

夕暮れ時に下駄が鳴く
夕暮れ時にかっぱがおどる
庭いっぱいの胎児たち
へそのひもをひっぱり遊ぶ

かごのなかのぼくらは
いつきっと出あう?
夜明けた晩に
弦と甕がひねった
うしろのあの子の首つりしたい



ああ
そうだ
それが不思議なのです

医師「なにがきっかけでもなんでもないです」
母 「でもきっかけがあるのでしょう」
医師「ただのくるくるぱーですから、きき、き、きっかけは不要です」


このこはうまれたときからおかしいのです


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こんばんわ。
うつうつ君が来ていて、落ち込んでいました。
偉い人たちからみたら
私は虫けらのようなものです
いつでも殺せる、気にもかけない
そんなものです

でも、私には私の人生があります。
私の周りの人を大事にして
自分を大事にして
そんな生き方があります。

ちょっとだけ、落ち着いてきました。

光里さん

コメントありがとう!

> こんばんわ。
> うつうつ君が来ていて、落ち込んでいました。
> 偉い人たちからみたら
> 私は虫けらのようなものです
> いつでも殺せる、気にもかけない
> そんなものです
> でも、私には私の人生があります。
> 私の周りの人を大事にして
> 自分を大事にして
> そんな生き方があります。
> ちょっとだけ、落ち着いてきました。

うつうつ君との戦は大変ですね。
一歩進んだと思ったら、またさがる・・・。
その繰り返しのなかで
光里さんのように前向きな生き方を
見いだせるなら、この試練にも意味はあるのでしょうね。
ぼくはただいま迷走中です。

こんばんは!

人の苦しみの尺度なんて、ほんとに多種多様で、
誰も「たったそんなことで」なんて言えないはずなんですよね。

本人が苦しいといったら、苦しいのだもの。

でも偕誠さんはこうしてさらけ出せてスゴイと思う。
私はまだまだ口に出せないな。
口に出したら負けてしまうw

私なんかが言うのもおこがましいのだけど、偕誠さんは詩の才能あると
思う。読んでいるとキリキリするくらい胸が痛くなります。

お休みなさい。

ウォーリックさん

こんばんは!
コメントありがとう


> 人の苦しみの尺度なんて、ほんとに多種多様で、
> 誰も「たったそんなことで」なんて言えないはずなんですよね。
> 本人が苦しいといったら、苦しいのだもの。

そうですね。そういう体験から、せめて自分は人には
そう言うまい、と気をつけるようにしています。
でも、それがまた、難しいのですよね。
結局、尺度が人それぞれだから。

> でも偕誠さんはこうしてさらけ出せてスゴイと思う。
> 私はまだまだ口に出せないな。
> 口に出したら負けてしまうw
> 私なんかが言うのもおこがましいのだけど、偕誠さんは詩の才能あると
> 思う。読んでいるとキリキリするくらい胸が痛くなります。

口に出すとほんのすこし楽になるのです。
このブログで出会った人たちが教えてくれました。
顔も名前も知らないみなさんだけど
こういう風に苦しくなると、いつも思い出して感謝してます。
詩の才能・・・。それに死ぬほど恋い焦がれて生きていました。
伝えたいことが、いや、吐き出したいことが山ほどあったのです。
だからうれしい。ありがとう。
でもいまは鬱の波がきた時しか書けません。

> お休みなさい。

おやすみなさい。
今日はもうすこし、書いてみます。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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