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- 446
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- 2014.09.29 Mon
とうめいにんげんに、なりたい。
自信は心の薪みたい。
闘争心が火をつけて
勢いよく炎まきあげ
うなりながら猛りたつ。
けれど
しめきった心のなかでは
自信は湿気にやられてしまう。
ときおり窓をおおきくひらき
虚心坦懐の風をよび
自信に厳しい乾燥と寒さを
与えなければいけない。
さもなければ
我らの自信は醜くも
いびつなる自己愛へと姿をかえ
自尊をむさぼり
他人を無意味に評し
彼我の背比べにみずから一喜一憂するだろう。
謙虚の謙の字ばかりではいけない。
大事なのは「虚」だ。
自慢を虚ろにせよ。
傲慢を虚ろにせよ。
驕慢を虚ろにせよ。
わがほめを排し
うぬぼれを廃せよ。
そこに春風のような
ここちよい風を見出すだろう。
謙では足りない。
へりくだる、は、へつらいにかわりやすい。
あまんじる、は、不幸自慢をうみやすい。
ゆずるを繰り返し、本当の矜持を失ってしまう。
大事なのは、虚。
心に虚心坦懐、風を吹かせよ。
評価のために働くのは不幸だ。
自分の働くさいわいは
ほら、やっぱり
自分の掌中にあるのぢゃないか。
さあ、うたえ。
さあ、働け。
存分に生きよ。
と、自分をはげます。
何があったわけでもない。
彼が働かないことは
彼がよくなまけることは
彼が口ばかりうまいことは
それでいて人気があることは
ぼくにはあまり関係ない。
ぼくはぼくでしかない。
彼は彼でしかない。
ぼくはぼくでしかない。
こらえて、こらえて
自分に負けなかった日に
見上げる青空はこころを
青く、とうめいに洗う。
斜めさす夕焼けは
こころを赤々、柔らに包む。
こらえて、こらえて
こらえて、こらえて
ぼくはぼくをもっととうめいにしたいのだ。

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闘争心が火をつけて
勢いよく炎まきあげ
うなりながら猛りたつ。
けれど
しめきった心のなかでは
自信は湿気にやられてしまう。
ときおり窓をおおきくひらき
虚心坦懐の風をよび
自信に厳しい乾燥と寒さを
与えなければいけない。
さもなければ
我らの自信は醜くも
いびつなる自己愛へと姿をかえ
自尊をむさぼり
他人を無意味に評し
彼我の背比べにみずから一喜一憂するだろう。
謙虚の謙の字ばかりではいけない。
大事なのは「虚」だ。
自慢を虚ろにせよ。
傲慢を虚ろにせよ。
驕慢を虚ろにせよ。
わがほめを排し
うぬぼれを廃せよ。
そこに春風のような
ここちよい風を見出すだろう。
謙では足りない。
へりくだる、は、へつらいにかわりやすい。
あまんじる、は、不幸自慢をうみやすい。
ゆずるを繰り返し、本当の矜持を失ってしまう。
大事なのは、虚。
心に虚心坦懐、風を吹かせよ。
評価のために働くのは不幸だ。
自分の働くさいわいは
ほら、やっぱり
自分の掌中にあるのぢゃないか。
さあ、うたえ。
さあ、働け。
存分に生きよ。
と、自分をはげます。
何があったわけでもない。
彼が働かないことは
彼がよくなまけることは
彼が口ばかりうまいことは
それでいて人気があることは
ぼくにはあまり関係ない。
ぼくはぼくでしかない。
彼は彼でしかない。
ぼくはぼくでしかない。
こらえて、こらえて
自分に負けなかった日に
見上げる青空はこころを
青く、とうめいに洗う。
斜めさす夕焼けは
こころを赤々、柔らに包む。
こらえて、こらえて
こらえて、こらえて
ぼくはぼくをもっととうめいにしたいのだ。
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comment
NoTitle
純粋な心、あこがれますね。
私たちはどうなのかって言うと
純粋に近いのだと思います
そう考えないと、つらいです><
まことさんが戦ってる相手は
私のうつうつ君と同じものでしょうか
お互いに負けたくないですね。
ころなさん
コメントありがとう。
> 純粋な心、あこがれますね。
> 私たちはどうなのかって言うと
> 純粋に近いのだと思います
> そう考えないと、つらいです><
そう思いたいし
そうありたいです。
> まことさんが戦ってる相手は
> 私のうつうつ君と同じものでしょうか
> お互いに負けたくないですね。
似てると思います。
うつうつ君の逆もいるんですが
このかたがまた、厄介です。