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くえないひと

人は「食われない」生きものだ。

食うばかりで、決して「食われない」

死んで、骨になっても居場所を求める。

今日も何万匹のミミズが死んだことだろう。

食われて。

今日も何万匹の魚が死んだことだろう。

食われて。

死んだやつらの魂はどこへいった。

食ったやつらのなかにある。

血肉になってる。

糞尿になって、自然に還る。

そこからあたらしく命が始まる。

人間は「食われない」

架空の物語のなかでバリバリ食われているが

それを笑って読めるのは

本当は「食われない」と知っているから。

「食われない」人間は、死んでも

誰の血肉にもならない。

なんの役にも立たない。

磨かれた綺麗な石の下に埋めても

なんの役にも立たない。


ぼくは死んだら、風葬にしてほしいけど

国内でやったら死体遺棄になるのかな。


「食われない」人間は、死に意味を欲する。

死に意味がないから、役に立たないから

生の意味がわからないのじゃないかしら。


無駄な死。

人間の死はすべて無駄。

死に意味が欲しい。

生に意味が欲しい。

明日天敵に食われるかもしれないリスは

そんなこと考える暇もない。

ただ今日を生き延びるに必死。

食わないのに殺すのは、人間だけ。


散歩してるときにふと思ったことを書き留めた。

なにかの役に立つかもしれないと思って。

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わかるー!

「私は土葬か動物園の猛獣の餌にしてもらいたい。夫が死んだら食べる。」
って友人に言ったら、
「焼いてあげないと可哀想。遺体を傷つけたり土葬して虫に食べさせるなんて!」
と怒られました。

「納棺夫日記」で、土葬から火葬に変わった山村で、土葬に「駆け込む」ために老人の自殺が相次いだというエピソードを読みました。

何が「カワイソウ」かなんて、文化によっても、個人によっても違うはず。
「焼いてあげないとかわいそう」という価値観を否定する気はないですが、
「焼かれるなんて嫌だ」という価値観も否定しないでほしいです。

日本国内でも琉球だと伝統的には風葬っぽいことをしてたようですし、
神道的には土葬が正解のようです。(だから天皇皇后は土葬)
仏教的にはアリだけど、決して必然ではない(納棺夫日記の例のように)

世界的に見ても「火葬」って火葬ってポピュラーじゃない。
むしろマイナスのイメージを持っている宗教のほうが多い。

骨になるまで焼くなんて燃料も使うしCO2も出まくるから環境的にも良くない。
「衛生的」「コンパクト」っていう実用性はあるにしても、
火葬の強制って、一種の宗教弾圧といっても過言じゃないと思います。

てゆーか遺体の処理方法という究極の個人的問題を、法で縛っていいんでしょうかね?

でもね、煙と遺灰に変わったにしろ、物質として消えることはない。
散骨してもらえば、地球上を循環できるはず、たぶん。
それにどうせ何百億年かしたら宇宙滅ぶし・・・(ポジティブシンキング!)

NoTitle

うーーーん
考えさせられます
人間は食われない

自然を壊して威張ってるし
自然に優しくない生き物ですね
人間が自然の一部だってこと忘れてる
だから
地球が怒るのですね

人間だけの都合で考えないで
もっと自然を大事にしたいですね。

Re

ピピネラさん、こんばんはー。
コメントありがとう。

まさかの「わかるー」に驚きつつ喜んでます。
うれしい。

> 「私は土葬か動物園の猛獣の餌にしてもらいたい。夫が死んだら食べる。」
> って友人に言ったら、
> 「焼いてあげないと可哀想。遺体を傷つけたり土葬して虫に食べさせるなんて!」
> と怒られました。

その虫に生かされている循環を説きたいですね。
猛獣の餌は魅力的ですが
ぼくはやはり、断然、猛禽類です。彼等に食われたい。

> 「納棺夫日記」で、土葬から火葬に変わった山村で、土葬に「駆け込む」ために老人の自殺が相次いだというエピソードを読みました。

そうなりますかー。なるほど…。
いま家電や高級車が売れてるようなものですね。

> 何が「カワイソウ」かなんて、文化によっても、個人によっても違うはず。

かわいそう、と思う人がいるんですね。
愛情表現の一種なんですかね、故人への。

禅僧に諸行無常をしらせるために
死体の腐敗して消滅(分解)していく様をみせるというのがありますね。
火葬は、下水道に蓋する感覚に似ています。
きれいな舗装の下を汚濁にまみれた水が走っている。
きれいなまま、腐敗させずに消滅させる…
誰も得しないのになあ、って思うんです。
人はいいんですけどね。ぼくは嫌だなあ。

> 「衛生的」「コンパクト」っていう実用性はあるにしても、
> 火葬の強制って、一種の宗教弾圧といっても過言じゃないと思います。
> てゆーか遺体の処理方法という究極の個人的問題を、法で縛っていいんでしょうかね?

ほんとそうですね。日本は狭いですからね。
プラクティカルに過ぎるんですよ、日本人は。
最後くらい選ばせてくれ、って思います。

> でもね、煙と遺灰に変わったにしろ、物質として消えることはない。
> 散骨してもらえば、地球上を循環できるはず、たぶん。
> それにどうせ何百億年かしたら宇宙滅ぶし・・・(ポジティブシンキング!)

宇宙のひと呼吸ですからね、人生なんて。

Re

ころなさん、こんばんはー。
コメントありがとう。

> 自然を壊して威張ってるし
> 自然に優しくない生き物ですね

人間の自然に対する姿勢は、ジャイアンに似ています。
「お前のものはおれのもの、おれのものはおれのものー!」って。

> 人間が自然の一部だってこと忘れてる
> だから
> 地球が怒るのですね

ほんと、そうですね。
ぼくは早く東京を脱出したいです。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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