0512345678910111213141516171819202122232425262728293007

おしばい

生死なんて、はなから無意味。

なにをそんなにおそれているの。

鏡にうつった自分の姿におびえて牙むく猿みたい。

ききー。ききー。


あいつがついに壊れたってさ。

かぜの噂で聞いたんだ。

あらそうなの、それは不憫。

近寄らないようにしなくっちゃ。


座敷牢にとじこめられたんだ。

ぼくは座敷牢にとじこめられたんだ。

世間体のために、見栄のために

ぼくは狂人のふりを強いられたんだ。


ただ脳みそに

すこしの欠陥があっただけさ。

アラームを忘れた目覚まし時計だ。

社会に不要って、それだけのことさ。


あいつがついに、いかれちまった。

ああ、そうだろう、そうなると思っていたさ。

あいつには、そういうところがあったから。

でもこれで、あいつも楽になったんじゃないか。


生死なんて、はなから無意味。

なにをそんなにおそれているの。

鏡にうつった自分の姿におびえて牙むく猿みたい。

ききー。ききー。


関連記事
スポンサーサイト
にほんブログ村 ポエムブログ 散文詩へ
にほんブログ村

コメントの投稿

secret

top↑

comment

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top↑

自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

Welcome!

OfficeK

応援おねがいします

ブロとも一覧

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR