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ほし

夜に

ふと、そらを見上げてみたら

あまりに多くの、美しい星々にであった。

ぼくは歓喜にわななくこころで

星々のなかでも、もっとも強く気高い光を放つ星に

問を投げかけた。

あなたはなぜ、そんなに美しいのか。

なぜ、ぼくのような、醜いヒキガエルにさえ

その綺麗な光をわけてくれるのか。

すると星はぼくに語りかけた。

「あなたのほうこそ、うつくしい」

ぼくは、自分を醜いヒキガエルと認識していたから

その言葉に驚かされた。

かといって、水面に映るぼくの姿がかわるわけもない。

あいかわらず、醜いままだ。

けれども、あの美しい星がぼくに与えた言葉は

この胸の奥に、小さく熱いともしびをつけた。

このともしびを抱いてゆこう。

ぼくはあの星にはなれないけれど、

このともしびを抱いてゆこう。

この暗い夜を、照らすために。

あの星の光が、ぼくの目にとどくまでは。

闇がふかくなるほどに

光をまして輝くあの星が

ぼくの頭上に輝く限り。





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NoTitle

こんばんは~

人は互いに支えあって、
誰かにとっての星になる。

ヒキガエルはどんなに自分の姿を
醜いと恥じたとしても、

そのままの姿で、
誰かにとっての星になるかもしれない。

私は、少なくとも、
そのヒキガエルを星と見る者の一人だと思う。

誰にとっても心地よいもの、
と感じるものなどないのだから、

結局、自分の色で輝けばいいんだ、
自分の色を必要としてくれる人に届けばいいんだ、

閑古鳥が鳴いたとしても、
数少なくても必要としてくれる人が居る限り、

きっと多分、
それにさえも意味があるのでは・・・?

と思い始めています。

ヒキガエルと自称する人の魂の煌きだって、
その光を必要としている誰かにとっては、

気高く美しく輝く星に成り得るのではないでしょうか。
私の闇も誰かにとって星になってるといいけどw

Re

Neroさん、こんばんはー。

ぼくにとって、Neroさんは
闇夜に輝く星のようです。

> そのヒキガエルを星と見る者の一人だと思う。

その言葉で
ぼくの胸にともしびをつけてくれる、美しい星です。
いつもありがとう。


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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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