0512345678910111213141516171819202122232425262728293007

ちりょう

ねえ、ドクター

薬でぼくをけさないで

ぼくをぼくのままにして

病気でいいから


「ご家族のために飲みなさい

クエチアピン、ネルロレン

ピレチア、リチウム、タスモリン

ご家族のために飲みなさい」


ねえ、ドクター

見てよ、ぼくは健康だ

だからぼくを

ぼくのままにして、お願いだ

薬のちいさな瓶のなかに

ぼくの大事な彼を押しこめないで

苦しんだあげくに

いつか彼は死ぬかしら?

ぼくはいつかのしっぺ返しが

死ぬことより怖いんだ!

ーねえ、ドクター


ご家族のために飲みなさい

関連記事
スポンサーサイト
にほんブログ村 ポエムブログ 散文詩へ
にほんブログ村

コメントの投稿

secret

top↑

comment

経験者にしか書けない詩ですね。
“ご家族のために飲みなさい”に残酷さと優しさがにじみ出てます

NoTitle

diskさん、ありがとう。

経験したことしか書けないみたい、ぼくは。
昔は想像力がペンを動かしてくれたけど…。

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top↑

自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

Welcome!

OfficeK

応援おねがいします

ブロとも一覧

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR