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本のタイトル

Neroさんのブログタイトルが、ぼくはすきだ。

たまらなくすきだ。

「人生と言う一冊の本」

うーん。いいね。

ぼくは本がすきだから。

別に、一枚のレコードでもいいんだろうし

一幕のお芝居でもいいだろうけど。

本がすきだからね。

まず、本にはタイトルがある。

これは人生に例えたらなんだろう。

名前かな。

装丁は豪華なものもあれば、どこにでもあるような

標準的なものもある。奇抜なものも、あるね。

これは容姿、外貌、地位や、立場などかしら。

豪華絢爛な装丁で、中身が貧弱な本もあれば

地味でつまらない装丁だけど、珠玉の言葉がたたまれていたり、ね。

さあ、開いてみよう。

人はどうか知らないけれど、

ぼくが「人生と言う一冊の本」を開いたのは

おそらく16歳のころだったと思う。

あまりに多い空白に、唖然とした。

これを埋めて行くのか、これから!

そういう絶望に似た驚きを感じたのだ。

ぼくにとって「人生と言う一冊の本」は

外からと内から、二つの方向から筆記することができるものだ。

外からの記述は、これは自分ではコントロールできない。

でも、本のなかではさして重要ではない。

挿絵ほどのものなのだ。

内からの記述は、ぼくにしかできないものだ。

どういう言葉を使うか、それらをどう組み替えるか。

てにをはも重要な時があるし、どこに句読点を求めるか、なんてこともね。

さて、めくってみようか。

白熱したアクション映画のようなページもあるし

なんともまったり漫然とアンダンテなページもあるだろうね。

書かれたページは、このさきどうなるだろう。

削除はできるか? 改竄したいときさえあるんだが。

でも、一度破った本のページは

しおたれ、日に焼け、くしゃくしゃになり

もう本に戻すこともままならぬ。

できればしないほうがよい。

ぼくの本にも、まっくろに墨でぬりつぶしたい箇所がある。

それは、いくつも、あるんだけど、

その隠したい部分が、このさきの伏線になるとしたら

作家はそれをけしたりするか?

一行として、おろそかにしてはならない。

否、一言さえも。

最後のページをみてみよう。

おや、白紙だね。

一枚の真っ白いページ。これが今日なんだろうね。

今日からさきは、まだ読めない。

書いていくのだ。

読者であり、筆者である

人生と言う名のこの一冊の本は

この世界にどれだけの数が存在するのか。

そしてぼくがぼくのこの本を閉じる時、

ふう、とひとつため息をついて

どんな感想をもらすのだろうか。

どれほどの、本と出会えるだろうか。

出会えたら、あなたはその新しい1ページを

ぼくに見せてくれるかしら。

ぼくはそこから、なにを読むのだろうか。

世界は図書館のようだ。

ただしこの膨大な本は閲覧が自由ではない。

まずは自分の本を開こう。

そしてあなたが開いてくれるのを

楽しみに待つとしよう。

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secret

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comment

こんばんはー

ありがとうございます。

私も人生と言う一冊の本を
誰かから、ちゃんと読みなさいと突きつけられたのは十六歳でした。
生の苦悩が恐らく最も厳しい時期で、物事の本質を学んだ時期でした。
どんなに学費を積んでも学校では教えてくれない学びなので
きっと我々は運のいい奴ですね。

豪華絢爛な装丁で、中身が貧弱な本もあれば

地味でつまらない装丁だけど、珠玉の言葉がたたまれていたり、ね。


本はどれも其々価値があると思いますけど
装丁だけを見ても中身は分からないものですからね。

「2分で分かる時間が無い人のための何とやら」みたいなのが好きな人には
中身の薄い本も良いのでしょうけど
本当に本が好きな人ならきっと内容が濃いもののほうが魅力的だと思います。

みんな装丁と、筆者のプロフィールをちょこっと読んだ程度で
本の内容を決め付けてしまう人が多く、とても人生、損していると思います。


その隠したい部分が、このさきの伏線になるとしたら
作家はそれをけしたりするか?


そうなんです!さすが偕誠館主人さん!
私が自分史をブログと言う、人の目に留まる場所に
書こうと思ったのは、これもあります。

物事には後になって意味が分かる事もあるから
一見すると恥ずかしい事や嫌な事でも
それが素晴らしいところに繋がっているかもしれないし
すぐに一喜一憂するものじゃあないよ、と
ずっと、表現したかったのです。

もっと優しく分かりやすい言葉で
短く適切に表現されていて素晴らしいです。
もらっていきたいくらい^^

Neroさん、こんばんはー。

勝手に記事にしちゃってごめんなさい。デヘ

> 本はどれも其々価値があると思いますけど

装丁の華麗さもその本の魅力のひとつですよね。
中身のよしあしは読者しだいですしね。

> 物事には後になって意味が分かる事もあるから
> 一見すると恥ずかしい事や嫌な事でも
> それが素晴らしいところに繋がっているかもしれないし

ほんと、そうですよね。
じゃなきゃ、人類の最も多い死因は「絶望」になるはずです。
いつか、なにかに、線と線になってつながると
思えるからこそ生きていけるのだと思うのです。
労苦も、辛酸も、失望も、破滅も
希望という装丁におさめられるうちは、生きていけるのですね。
希望…。んー。ちょっと陳腐な表現ですが。

お気に召されたら、いつでももっていってやってください。
言葉は所有できませんからね。
共有しましょう!

NoTitle

勝手に記事にしちゃってごめんなさい。デヘ

いいえ、寧ろ嬉しいですよ。

言葉は所有できませんからね。
共有しましょう!

この、お言葉、お返しします^^
ブログのタイトルでもなんでも、思う事があったら
共有しましょう。

それをテーマに、自分だけの考えが浮かんできて
考えの幅が広がって、向上する事が出来るという楽しみもあるので。

Re

Neroさん、コメントありがとう。

> それをテーマに、自分だけの考えが浮かんできて
> 考えの幅が広がって、向上する事が出来るという楽しみもあるので。

うれしいです。
それこそ、ぼくのブログの目的なので。
今後ともよろしくおねがいしますね!

NoTitle

偕誠館主人さん、大丈夫ですか?
ブログが、この記事しかなくなってしまっているのですが。
なにかあったのですか、心配です。
それとも、わたしのパソコンがおかしいのかな。
それか、もし意図的にならば、おせっかいなコメントですいません。
個人的にはさみしいですが。

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NoTitle

ごめんね、心配かけて
もうちょっと、待っててね
ぎりぎり、生きてるよ
でも、ほんとぎりぎりなんだ
誰のせいでもない
ぼくの病、ぼくの問題
ごめんね

よかった〜。゚(/□\*)゚。

ほんっとによかった〜‼︎
待ってます、みんなと。

ずっとずぅーっと

待ってるからね‼︎

NoTitle

僕にはご事情を解する術も、それをお尋ねする資格もありはしないのですが、縁というものは大切したいと思っております。
短時日ではありますがブログを拝読させていただき、刹那を懸命に過ごそうとしている真摯なお姿を垣間見る気がしました。
ご体調が優れないご様子なのが気がかりではありますが、「ご無理をなさらないよう」にとの言葉をかけることも現実において不適切だと思われます。
ですから、「くれぐれもご自愛ください」とだけ添えさせていただきます。

Re

ことりさん、otosimonoさん
あたたかいコメントをありがとうございました。
まずは、コメントできる程度になりましたので
とりいそぎ、お礼まで。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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