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光があると影がさす

 社会では,ある人たちが民主主義や自由を享受するためには,別の人たちには一種の「奴隷」になることが強いられるのかもしれません。 少なくとも,古い時代の生産や技術の水準では,そうならざるを得ませんでした。 「民主主義」で有名な古代ギリシア(今から2400~2500年前)にも,奴隷がいました。 それは,一説には全人口の2~3割程度で,多数派ではなかったようです(「半分程度」ともいわれるが,いずれにせよ「奴隷のほ...
現代の民主主義における「奴隷」




そういちさんのブログ面白いですね。 ( 団地の書斎から )

とても聡明な方です。文章もとても綺麗だし。

トラバ了承いただけたので

追記にぼくの考えたことをのせました。

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「国民の政治的な意思決定への参加」が民主主義。

「こういう一見つまらない,身もふたもない感じの定義のなかに,きわめて重要なことが含まれている」

今の民主主義というのは,社会のそれぞれの人たちが,
その立場や状況に応じて一種の「パートタイム」で「奴隷」になっているのではないか。

「持ち回りの奴隷制」といっていいかもしれません。



すごくわかりやすい。

本当にそうだなあと思うのです。

体験的にも。

現代の奴隷、というモチーフに関しては

ぼくの考えは省きます。

たくさん書いてみてわかったんだけど

そういちさんが記事でおっしゃてることと似てるからです。

なので、ガッと削除して。

問題は、ここですよ。

多数決。

民主主義って結局さ、多数決にかぶせた羊の皮でしょう?

(これはもう誰かが言ったかな?)

ぼくは、そういう風に思っちゃう。

十代のころ、共産主義を知って胸がおどった。

理想的だと思った。

しらべていくと必然的に、世紀の大失敗とかいう

おおような墓銘碑にいきあたる。

ああ、もう死んだんだ。

たくさんの人と無理心中したんだって。

ガッカリして、そこでストップ。

でも、はじめの衝動はいまでも覚えている。

民主主義と聞いて、その理念を聞いて

なんとも思わないのは

ぼくがそこに生まれて、そこに育ったからなのかな。

魚に海を聞いてもわからないって理屈かな。

ほんとにそうかな??

戦争を〜しらない〜こ〜どもたちぃさ〜か?

違う気がするんだよ。

それもあるんだろうけど、それだけじゃない気がするんだよ。


個人的に、ぼくは生来、多数決に吐き気がするんだ。

ADHDのいうことだ、笑殺、笑殺。それでも結構。

でも、ぼくがやってきた多数派への反抗は

ぼくなりにとても大事な意味があった。

すこし思い出してみようか。

ある日の学級会、係はあらかた決まったけど

嫌われてる係があって、どうしてもやりてがいない。

みんなやりたくないんだ。

でも、だれかがやらなくちゃいけないんだ。

ぼくが教員なら…という愚痴はここでは省いて

先生は強行採決に踏み切った。想像容易でしょう?

結局多数決の結果、自己主張の弱い子がその係になった。

だからぼくはもう既に決まってたクラス委員の席をけっとばして

その係をやると言い張った。

クラス中に「めんどくせー」感がひろがる。

結局ぼくはクラス委員で、その子はいやな係をやるはめになった。

ぼくの異議申し立ても結局多数決で答えを出されたからだ。

「協調性におおいに欠ける」通信簿によくそう書かれた。

社会にでてもその姿勢でいたから、はたからみて「バカじゃないの」

でも、意味があってそうしてた。

そういちさん、奴隷解放に必要なものって、なんですかね?

奴隷=少数派ならね、多数決を封じこめなくちゃいけないんじゃないの。

つまりこの極楽快適な民主主義を疑う目を育てるための

種をまくことなんじゃないの。

そう思うから、以下のそういちさんの言葉に、ぼくは戦慄すらおぼえた。


現代の民主主義では,ある種の新しい「奴隷」が発見され,
そのフロンティアが開拓されたのだと,私は思います。

その「新しい奴隷」とは,「未来の世代」です。



ぼくにはわからない。

すくなくともこれはもう、世の中をよくしようという集まりの

泣いて馬謖を切るような、かなしみのある多数決ではない。

責任の放棄に加担する。

その後ろめたさをマジョリティの盾で隠そうとしている。

時代の流れといい、国民の総意といって

自分の責任をごまかしている。

民主主義の旗のした、影がさしている

ひかりをあててみてみれば

ひとりひとりが専制君主の顔に似ている。

そう考えると、吐気がする。


なんでもアンビバレンスなんでしょう。

クスリは毒にもなる、と。

そうはいっても、どうも毒が広がりすぎているんじゃないの。

マジョリティの上部に君臨する少数の誰かが

薬効独り占めしてるんじゃないの。


多数決の毒、民主主義の毒。

血清はたぶんある。

あるにきまってる。発見されるのを待ってる。

探しにいかなくちゃ。

国中ほとんどのひとが笑えてても

1人が泣いているなら、ぼくはいやだ。

夢想家だから。




奴隷だなんて思ってない。

ぼくは搾取されてもかまわない。

こころはゆたかだ。

ぼくから搾って

ぼくを黙らせて

だれかが笑うのは構わない。

でも、誰かを泣かすようなことはいやだ。

そんなことは、誰にもしてほしくない。



さあ、訳がわからなくなってきたぞ。

でも、芸術は、本当は弱い人のためにあるんだ。

ぼくは芸術の力でマイノリティに寄り添い続けることにしよう。

多数派は笑え。

ぼくらはぼくらで笑える道を探すから。

腹のそこから全人類が笑える道は

決して◯◯主義とかなんとかイズムばかりじゃないさ。


民主主義おおいにけっこう。

多数決もどんどんやれ。

マイノリティになりたくないんだろう。

それでいいじゃないか。

それが当然だよ。

ただし、奴隷は全員、解放しようよ。

自分のおしりは自分で拭こうよ。


問題は民主主義にあるんじゃないね。

それを通してあきらかになる

「ぼくらの本質」が問題なんだね。

でも、ひとは本当に様々だから

簡単な答えは出せないんだね。


多数派だから、その意見が正しいというわけではない。

少数派なら、被害者顔でいていい、というわけでもない。

難しいね。



セイタカアワダチソウをしってますか。

いわゆる雑草のひとつで、繁殖力がつよい。

他の草を排斥する術をもっているからだ。

自分がいき、繁栄するためには他の犠牲が必要なんだね。

すくなくとも、彼等にとってはね。



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NoTitle

なんだか凄く熱いものが伝わってきました!!

衝撃的でしたね!そういちさんの記事。
いや、うすうすは皆気づいてたはずなんだけど。
年々増えてく国の借金見てたら、意味するところは、ね。

学級会の件、私にも覚えがあります。
私は弱い子の役どころで、偕誠館主人さんみたいな子は、いなかったですね。
ちょっと泣いたけど、私が我慢してすむならいいやって思った。

でも未来の世代は「嫌々納得」どころか「説明」さえされてない。
酷い話です。ほんとやりきれない。
でもせめて、「知らなかった」って息子に言わないようにしたいと思います。

腹の底から全人類が笑える道が見つかったら、教えてくださいね。

NoTitle

腹の底から全人類が笑う道を
自分が思う事を身を挺して実験し失敗を重ねながら探しています。
私も夢想家だから。

Re: NoTitle

ピピネラさん、こんばんはー。

思うように書けなかったです。
そういちさんの理路整然とした文章を
引き合いに出したからでしょうね。
なんだかまごついた文章で…
だからうれしいです。ありがとう!

> でもせめて、「知らなかった」って息子に言わないようにしたいと思います。

そうですね。それってすごいことですよ。
ぼくも未来に責任をもつために
もう一度いろいろと勉強します。

> 腹の底から全人類が笑える道が見つかったら、教えてくださいね。

一緒に探しませんか。
ぼくひとりじゃ見つけられない。

Re: NoTitle

Neroさん、こんばんはー。

そういちさんの記事は
すごく考えさせられます。

失敗を重ねながら、ですね。
めげずに頑張りましょうね。

> 私も夢想家だから。

一緒に夢を追いかけますか。
宝島の地図ですね。

NoTitle

こんばんは,そういちです。

私の平べったい「説明文」がひとつのきっかけになって,このように詩のような,いろんなニュアンスや感情のこもった文が生まれたことに少々驚いています。そして,大変うれしく光栄に思います。

記事で述べられた「学級会」のように,「民主主義の取り扱い」をまちがえているケースは,残念ですがいっぱいありますよね。ほんとうはそんな子どもの「係」のことは,決議なんかしてはいけないはずです。ほんとにムカついてきます…

「奴隷解放」に必要なもの……それは「技術や生産の向上」と「啓蒙」ではないでしょうか。
つまり,さらに社会全体として物質的に豊かになること,さらに社会全体として賢くなること。

あいかわらず,身もふたもない抽象的な話しかできなくて,申し訳ありません。説明も足りないですね…自分のブログの中でも今後考えていきたいです。

とにかく,私としては,自分自身と私に縁のあった人たちを「啓蒙」することを,自分なりに続けていきたいです。

今回の私の「民主主義」関係の記事については,早速貴ブログとピピネラさんが熱い反応をくださいました。しかし,ただでさえ読者のかぎられる私のブログのなかでも,今回の記事は,「拍手」でみるかぎり,比較的反応が薄い感じです。

内容に一種の「不快感」があったのか,あるいはややキツい表現だったので,「戸惑い」を生じているのか,などとも考えます。

でも,今回の貴ブログの記事で,「これだけの文を書く人の刺激になったんだ,オレのあの記事,よかったんじゃないか!」と手ごたえを感じています。ありがとうございます。

Re: NoTitle

そういちさん、こんばんはー。
コメントありがとうございます。


> 私の平べったい「説明文」…

ぼくは理論が苦手です。ロジカルな組立がどうしてもできないんです。
だからそういちさんの流麗で論理的な文章にとても惹かれます。

> 「奴隷解放」に必要なもの……それは「技術や生産の向上」と「啓蒙」ではないでしょうか。
> つまり,さらに社会全体として物質的に豊かになること,さらに社会全体として賢くなること。

なるほど。技術・生産の向上がソフトで、啓蒙がハード、
みたいな感じですか?
道具とそれを使うもの双方の向上…。
わかる気がします。

> 内容に一種の「不快感」があったのか,あるいはややキツい表現だったので,「戸惑い」を生じているのか,などとも考えます。

難しいテーマですよね。
政治と宗教の話は職場でするな、なんてこともありますしね。
すごくデリケートな論点なんでしょうけど
考えずにはおけない分野ですよね。
きっとリアクションが見えにくくても
考える機会にはなってると思います。
そういちさんのブログの読者さん、賢明なかた多いですもんね。

> でも,今回の貴ブログの記事で,「これだけの文を書く人の刺激になったんだ,オレのあの記事,よかったんじゃないか!」と手ごたえを感じています。ありがとうございます。

これ、鼻血でるほどうれしいです。
ぼくは微妙なことわからない(今風にいうイタイひと)なので
褒め言葉、まるまるそのまま頂戴しました!
ありがとうございます。

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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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