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date :2016年09月

  • 2016.09.26(月)

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日記9-5

時間がたりません。
まったくたりません。

朝早く起きて
暑さと闘いながらはたらき
昼飯をたべながら勉強し
帰って風呂に入り
日課のトレーニングをこなし
勉強をし
夕食をとり
また勉強をし
倒れるように眠る日々です。

造園の国家試験が11月にあるのです。
三年前から受けようと思いつつ
機をのがしていた試験です。
今年こそは受け、必ず受かりたい。
ああ、こんなことを書いてしまった以上
絶対に受からないといけません…。

この時期の暑さは
外ではたらく人々には脅威です。
油断すれば倒れます。
特にここ数日は
毎日、誰かが危なくなっています。
今日はぼくの番でした。
十五時の休憩のとき、見上げた蒼穹のなかに
魂がゆらゆら飛び出そうになりました。

なんとか持ちこたえましたが
今夜はにんにくをたっぷり食べておきました。
栄養学的効果は知りませんが
心理的には効果があるようです。
にんにく信仰ですね。ぼくは熱烈な信者のひとりです。

と、まあ、そういった具合で
日々時間をきりつめていたので
ブログをなかなか更新できませんでした。

でも詩の種はずっと蒔きつづけています。
いまは実りを祈りながら
懸命に土に鋤鍬をいれています。
ぎらぎら、狂暴な太陽の下で。
さて、どんな詩が実るのかしら。


・・・そういえば
その国家試験の申込締切と
昨年「入選」した現代詩賞の締切が重なっていて
しかも両方うっかり忘れていて
大急ぎでふたつとも書類をそろえました・・・。
試験の受験票はまだ来ませんが
たぶん大丈夫なのでしょう。
現代詩賞のほうは、昨年とおなじく
三次審査を通過し、本選の土俵にのぼりました。

一方は、これからの努力の積み上げが結果を生み
もう一方は、結果としての詩がどう評価されるか・・・
このふたつの期待感と緊張が
日々に張りを与えてくれています。
それは恵みでもあるし、やはり試練でもあります。
ですが、ほぼ毎日、おかげさまで
笑って過ごせています。

ぼくの環境がどういうふうに変わったのかを
また今度、書きたいと思います。


今日も、これから勉強です。
時間がないので、走り書きのような体ですみません。
こんなぼくのブログにご訪問くださる友人のみなさまに
とりいそぎ、生存報告、申し上げました。

暑さ、まだまだ爪牙鋭利です。
みなさま、くれぐれもお体を御大切になさいますよう
そのうえで、2016の夏を楽しんでください。



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植木屋の爺が
その年輪のようなしわに模様された
ごつごつしたかたい手で
やわらかく蝉をつかまえた

やかましく
ほうぼうから聞こえる蝉の声
太い幹にむらがっていたり
こずえのほうから叫んでいるようだったり
熱せられた電柱にしがみついていたり
けれどもその爺につかまった蝉は
ずいぶん前から地上にいた

日陰で
休んでいたその蝉は
羽が片方ちぎれていて
どうやらもう飛べないようだ
植木屋のあんちゃんが来て
足袋のつまさきでころがしたときなどには
狂ったようにもがきまわり
残された片方の羽を土にこすりつけながら
くるくる、くるくる
回ったりしていたが

時雨のように降りかかる
蝉たちの声のかさなりの中で
そいつはいっこう鳴こうともしない
もっとも
おおきな声で鳴いたところで
助けにくるものもないだろう
いつどこで羽を失ったものかぼくは知らないが
ずいぶん間抜けなやつなのだろう
ちいちゃな枯葉のようなその羽
ちぎれてみすぼらしいその羽を
ぼくはぢっと見つめていた

そのちかくには
こま切れにしたなにかを運搬する蟻が無数にいた
からからに干された蚯蚓がいて
そこにも蟻がむらがっていた
仰向けにこらがったカナブンのむくろにも
いままさに蟻があつまってきて解体をはじめていた
ぼくはそれらをぢっと見つめながら
弁当をほおばっていた

夏の
鋭利なやいばのような陽のしたで
それらの活動はむきだしに晒され
ぼくのからだの骨まで晒され
あまりにも露骨に生死がそこに晒されて
どのむくろも生き生きとむくろだった

植木屋の爺は
つまみあげたその蝉を
そばのちいさなアオダモの葉によせて
ほら、がんばれよ
などと言って励ましているが
奴はびいびい鳴いてあばれるばかりで
ちっとも枝につかまろうとはしないのだ





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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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