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date :2016年01月

  • 2016.01.06(水)
  • 2016
  • 2016.01.07(木)

2016

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


今年は寝正月にはしない、と
昨年の正月に誓ったのだけど
プールに行きはじめたり、詩集を作りはじめたり
資格の勉強をはじめたり、個人の仕事を増やしたり、と
昨年のうちに伏線をたくさん用意していたので
この誓いは、ばっちり守れた。

今日は六日。
妻との休み。人生で一番たのしい時間。
明日はひとりのやすみ。
八日から仕事がはじまる。

例年、この正月明けに、軽い鬱がむくむくと起きてきて
これが春先まで徐々におおきく育ってゆくのだが…。
今年はその到来を予感させる兆しのひとつもないことを
今のところ喜びながら、日々警戒を強めている。
来るとしたら、一瞬の勝負になる。
バチバチっと火花を散らすような
瞬間の交錯に反応し、戦えるか。
これが大事だと思う。


今年の目標は
第一に家内安全。

それから、造園の国家資格。
いままで二度、それを受けようと思い、勉強をはじめたけど
二度とも、大きな鬱に飲み込まれて消えた。
それでもやはり、今年の目標にいれていく。

それから、詩集の完成。
昨年の秋ごろに発想して、書きはじめた。
このブログに書き散らかしてきたものを
見つめなおして、時に加筆したりして
とにかく「ひとつのまとまり」にしてみようという試み。
詩の順番を考えるだけで気が狂いそうになるが
コツコツやって、今年中には完成させたい。
魂魄こめて、自分をそこに詰め込んでいかう。

それから、運動の習慣。
ぼくの飲んでいる薬は、巷で「すごい太る」と言われている。
実際にそう。これを飲み始めて体重ははねあがった。
でもなんとかそれをおさえつけ、六月からダイエットをはじめて
年末で最大7kg減量できた。
目標はもう5kgの減。ここからは執拗な闘いになるだろう。
体のあちこち、隙間に入り込んだ脂肪をそぎ落としていくのだから。


まあ、こんな感じか。
家、詩、体。三つもあれば大忙しだけど
たぶんどれもつながっていて、根が一緒だ。
要するに、古い自分を棄てて
新しい自分をてにいれる、ということで
これは毎年、おもうこと。
そして日常が始まれば、すぐさま忘れてしまうこと。
だから毎日、くりかえし唱える。
メメント・モリ、生きているのは今だけだぞ、と。





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過激派

妻はぼくの聖地
汚い土足で踏み荒らすなら
その頭かちわるぞ
ぼくは過激派?



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記録

ぼくは記憶力がよわい
だから記録している
毎日、日記に
ときおり、ブログに
磨いて、詩に

自分の足跡をたどれるように

そうして
ふと足跡をたどってみる
誕生日や、正月に
そうして
ひとり、絶句してゐる
こんなにも傷だらけになりながら
よく生きてきたものだ
よくぞ今、笑っていられるものだ
そんな自分を
いとしく、かなしく
抱きしめてやりたくもなる





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社会科

歴史の勉強が
すきでした
おさないころから

でも
うすうす気づいていました

たかだか数千年の
にんげんの歴史は
おおきな螺旋階段をぐるぐる
ぐるぐると
ぐるぐる、ぐるぐると
血しぶきをあげながら上へ
上へと殺到する
狂気の
共喰いの
くりかえしでしかないこと

それに確信をもった日
わたしは歴史の勉強をやめにしました







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幸い

うまれたのが不幸のはじまりだ

人生を呪った若い日

だとしたら
妻と出会えたことが不幸中の幸い
誰に迷惑もかけずに詩を書いていることが
二つ目の幸い
それだけで生きている、今




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今日はあんまり寒いからと
瓦斯の節約のために普段はお湯をはらない湯船に
なみなみの湯をそそぎこんで
とぷりとつかる

すると
湯にほだされてやわらかくなってゆく手足といっしょに
こころまでがとろりとこぼれ出て
ああ、生きているということは
これほど素晴らしいことであったのか
と、にこやかにため息をつく
湯気たつその眼前の湯をすくい
顔にぱしゃりとかける

それから
そのまま
両手で顔を覆うている
おさないころ
祖父の持っていたひょっとこの面をかぶったときに
面の暗闇から垣間見たひかりの世界を
湯船のなかで再現させている

そうして
そのまま
やがてくる死への恐怖とむかいあう
生死はつねに表裏
生の歓びのなかには死への恐怖がつねにあり
その恐怖の中にこそ歓びが咲く

掌でつくったお面をといて
ぱちゃぱちゃと湯面をひっぱたいて
言う

「ふふん、それだけのことさ」





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爆弾

小型の爆弾を
いつも胸に
ひとつ抱えている

ひとり部屋におとなしくしているときも
友とかたらいわらっているときも
妻とわいわいふざけているときも
仕事をしていても
街をあるいていても
いつも胸に
爆弾がある

それが破裂すれば

肉も骨も
別段、どうにもならないが
その奥にある
心と呼ばれる
抽象的な
おそらく内臓の類いのようなそれを
一瞬で
木端微塵にくだいてしまう

その爆弾を
かかえてうつしよを歩いていくところに
ぼくの天命が存在する




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詩人

弱者を守るのは
警察の仕事ぢゃない

そう
わたしにはっきり言った警察官がいる
師走の国道357
白バイにまたがった小太りの正義が
見えざる六法をふりまわして
なんども言った
「法律は法律です」
なんどもそれを言った
まるで死におびえ
念仏をくりかえす半死者のように

警察官は弱者を守るのぢゃない
法律を守るのだ
そして自分の家族の食べるもの着るものを
守っているのだ

帰り道
わたしは何度もつぶやいた
弱者を守るのは
警察ぢゃない
警察ぢゃない
弱者を守るのは
警察ぢゃない
弱者を守るのは
われわれ詩人だ
詩人だ





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贅沢は言わない

贅沢は言わない
もしも
詩を書くことができなくなるなら
そのときは
妻にそっくりな
珠のような娘か息子を
ひとり
産んでもらって
この手に抱いたら
今生に
未練は
なくなるだらう




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超技巧派

純粋ともいえ
単純ともいえ
どうだっていいが
混じりけなしの感性というものがあるとして
その
感性のみで書かれた詩が
技巧を超える瞬間を
ぼくはずっと夢に見ているのだ

そしてそれをなんとなく
待つのではなく
今もむかって歩いているのだ





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自分だらけ

60億からなる
「自分」のゲシュタルト

かれも自分
かのじょも自分

隠されても自分
殺されても殺すのも自分

今日すれちがった人のすべてが
各々に
自分

で、あろう
という仮説にたどりついたとき
少年だったぼくは慄然とした

世界はひとつではないと知った






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YAMABIKO

Nakamura Emi
「YAMABIKO」




素敵な曲を見つけました。
「日本の女を歌う」というテーマでやっている歌い手さんです。

(こういう唄に共感するあたり、ぼくはやはり
こころのどこかにおとめが棲んでいるのだらうか…)

この力強いリリックに、気分があがります。
仕事の悩みをかかえていた妹に聴かせました。




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時間

自己弁護ではない
欺瞞による正当化でもない
そんなものは
必要なかったのかもしれない

ああ、時間だ

ただ時間だけが
それをつつんで赦してくれた
わたしの選択してきた
これまでの人生を
負いきれぬ、その責任を
時間だけが軽くしてくれた

いざなわれるままに
時間についていかう
人生の終わりという
人類未踏の地まで





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一行詩・一

月が満ちている 街はしずか


初雪しんしんわたしの穢れも埋もれていくか


夕げのしたくたちのぼる湯気と猫が戯る


鳥が鳴く冬の朝空 雨もじきやむ


生ある者のえり正す路傍の花束


幾度泣き顔おおうたかこの手




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言帝

君はいつでもほっぺたのなかに
苦虫を噛んでいる
ぼくは言う
嘆きなさい
自分の手の届く範囲のものだけ
憤りなさい
自分の手の届く範囲のものだけ
望みなさい
自分の手の届く範囲のものだけ
あとはあきらめなさい





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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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