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date :2013年09月15日

散乱のまま

落ちこんでいるわけではない。

ただ、迷路で左右がわからなくなったような。

かなしいわけではない。

ただ、厚いくもがのろのろと、頭上にわだかまっているような。

悔しいわけでもないのだけれど。

ただ、きつねに化かされた旅人のように、時間のなみまにほうけているのだ。


じぶんを、赤ん坊のように無欲だともおもえば。

30年の積もった汚れに、歯ぎしりしたいおもいもある。

無垢のまま、生きていけないものだろうか。

ただ誠実に、いのちのままに、生きていけないものだろうか。


じぶんはいつ、死に至るのだろうか。

その時じぶんは、かれのように、きれいな顔でいけるだろうか。

あすの宿題のことも忘れて

空にとけこんでいったかれのように。


じぶんを信じていきれるだろうか。

じぶんは信じる価値があるのだろうか。

もしも、じぶんを信じられないとしたら

他の何かを信じることできるのだろうか。



わらいのちからはつよい

かなしみをうすめてくれる。

だけど、ごまかしちゃいけない。

かなしみを、ごまかしちゃ、いけない。


きのう、骨になった。

きょうはどこでなにをするのか。

あすはどこでなにをおもうか。

ぼくもいずれ、かならず骨に

なっていくとわかっていながら

ふたつならべた手のひらからは

苦しみのほかを見いだせぬ。


いわく、生くるくるしみ、死ぬ恐怖。

ああ、ちっともちがう、そうじゃないのだ。


花がじぶんをハチであればと思うだろうか。


ぼくはそれが苦しいのだ。



迷っているわけではない。

困ってないし、しずんでもいない。

ただ、停滞し、時の擦過していくのを

見守る一日が終わっただけ。



どこへいこうか

地図はまたも、白紙になった。

背中の荷物がひとつ増え

どろぬまのなかで脚だけが急く。

両手は過去にふさがれて

両目は光にくらんでいる。



でも、生きてる。


それは、よろこびでもかなしみでもない。

使命でも試練でもなんでもない。

ただ、生きてる。

そして跳躍をもとめてる。







よく生きたい。





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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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