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category :日記(34)

  • 2017.06.12(月)
  • 6/12
  • 2017.02.17(金)
  • 2/17

6/12

アシナガバチを見た
目のまえを
新幹線のようなスピードで
擦過していった

それから
夜盗虫やらコガネムシの幼虫を見た
眠っていた花壇を掘り起こしたときに
スコップでちぎれたぶよぶよのからだ

腕が黒くやけはじめ
目は真っ赤に充血して
はたらくアリのようなわたしを見た
トラックの鏡で
店先のおおきな窓で

それらを空から見下ろしてみた
すべて
夏の始まりをうたっていた

蚯蚓が
狂ったように飛びでてきて、立夏

日陰をさがす昼休み
日夏耿之介の詩集を読む
後ろで結った髪の先まで
汗でしっとり濡れている

もうじき蝉たちが躍りでてくれば
わたしの34度目の夏が来る
じーん
じーん
つくつくつくつく
もう耳の奥から聞こえてくる

おや、赤ん坊の泣き声がする
ずっと聞こえる
数分たち
数十分たち
一緒に働いている仲間に
おそるおそる問うてみた
「赤ん坊の泣き声、聞こえる?」
しばらく無駄な問答をしてわかった
それは幻聴だった
あんなに明瞭なものだったのに
あれはわたしにしか聞こえていなかったのだ

それが今日のこと




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2/17

このままの日々が
いつまでも続いていいわけがない
そんなことはわかっている
死に体だ
まったく
生きているとはいえない
何をするでもない
ただひっそり息を
隠すように息をして
時間が過ぎていってくれるのを
待っているだけ
縁側の老猫のようだ
誰にも関わらないように
自分とすら会話もせず
なにも思わず
なにもせず
ただひたすら
今をやり過ごしている
それが病気のせいだとは
頭では理解していながらも
やはりどうしようもない
自己嫌悪と罪悪感がしょうじる
この日々に出口がないように
思えてしまう

時よ過ぎろ
早く過ぎろ
おれにはもう耐えられない
なにもしない一日に
もう耐えることはできない
早く外に出なくては

春一番
こころにはまだ乾いた寒風が
吹いている


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2017-1-1

あけましておめでとうございます。

今年は
徹底的に自分と向き合おうと思います。
仕事も
詩も
人生そのものも
ぼくはまだぼくを知り尽くしてはいないから。

庭を美しく飾り立て、手入れするのも大事だけれど
裏庭のかたく凝り固まった土を
掘り起こしてみるのも有意義なことだろう。
と思うのです。

のろのろ、亀のごとき歩みで参ります。
今年もよろしくお願いします。


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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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