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ふう、やれやれ。

さて、なにから書こうかな。

今日は少し遅く起きた。

で、妻ちゃん休みだから、ふたりでゆっくりブランチ。

体調は中の下、くらいかな。


東京は急にふゆがきたような寒さで

古い戸建の我が家ではねこが凍えてしまうので

ねこのための「かまくら」を買いにいった。

なんせ、奴らにとっては初めてのふゆだ。

輪廻があるなら、別だけどね。すくなくとも今生では。


わが町、東京葛飾は、下町といわれてる。

ダウンタウンだね。

田舎ではない。でも都会じゃない。

住んでるひともそう。

古いひとは江戸っ子カタギが多いし

新しいひとは…まあ、細かいことはいいや。

葛飾で有名なのは柴又、帝釈天、とらさん。

亀有、こちかめ、両さん。

くらいのもので。

共通するのは人情だね。

これはほんとに映画や漫画のとおりで

その人情の中で幼少を過ごしたぼくには

やっぱりとても心地よい。

新しいひとたちは、そういうのを邪魔臭がるひとがたまにいるけど。


きょうはそんな葛飾のなかで

鶏と居酒屋とパチンコ屋に特化したの?な「立石」ってとこに行った。

まあ、近所です。


女性の買い物は慎重だ。

ぼくは優柔不断を自覚してるから、

買い物はできる限り時間をかけないようにしてる。

みればみるほど迷うからだ。

かまくら選びに時間を食って、すこし疲れた。

でもそのかいあって、ねこは気にいってくれたから、いいか。


で、つぎはぼくの用事。

先日行った工事中の図書館は「お花茶屋」というところ。
(いい名前だ!)
立石にも図書館はあるけど、行ったことなかったので

ふらっとたちよってみると、なんてこった。

いつも行くお花茶屋の2,3倍の充実っぷり。

もう興奮して、バッグに入りきらないほど持ってきちゃった。

これも読みたいこれも読みたいこれも読みたい。

で、持ち帰れる量にゲンセンして、5冊。

妻ちゃんがねこの本を2冊。

ぼくはフランスの詩を年代ごとに網羅した、たっかい本と

ランボーの全集と、ダリの画集。

気づいたら、普段なら買えないような高い本ばかり選んでた。

貧乏人には、まさに図書館さまさま、だね。


妻ちゃんが夕食におでんをつくってるあいだに

テーブル引っ込めて、こたつを登場させる。

食後はこたつでぬくぬくみかんを食べながら

ねこの本と、ランボーの詩集。

かみ合わない楽しい会話。

ああ、これで、病気じゃなかったらなあ!

明々後日、病院にいくときのために

感情の動きや思考の流れを、簡単にまとめているのだが、

きょうはなかなか、振幅がおおきい。

それにきづくと、いつもそうだけど、胸がざわざわ

不安な感じになって、なんというか、ふわふわする。

これが、なんとも、かなしくて、やりきれないのだ。


布団に入って、ねこの寝息を聞いてると

安心するこころと

消えてなくなりたいさみしいこころと

ふたつながら握りしめている自分にきづいた。

幸福ってなんだろう、と呟くけど、これは一種のポーズ。

ぼくは十分、幸福なのだ。

幸福だから、おそれるのだ。

そうにちがいない。


それを書きたくなくて、無駄に長く書いてみたが

結局は書いてしまうのだからね。

「ふう、やれやれ。」

これはチャーリー・ブラウンのまね。

チャーリー「どうしてだろう、日が沈むのをみていると

いつもきまって、かなしくなるんだよ」

スヌーピー「クッキーの、最後のひとつを食べたみたいだね」


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自己紹介

偕誠

Author:偕誠
a.k.a.破裂
1983年生まれ。
東京都在住。
双極性障害と苦闘しながら
詩作に励んでおります。


※拙文ではありますが著作権は当方にあります。
無断転載等はご遠慮くださいませ。

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